ビールが好きな方でも、CBDビールを試してみたことのある方はまだ少ないのではないでしょうか。
昨今のCBDブームで日本でも様々なCBD製品が発売されるようになりましたが、CBD入りのビールはごく最近になって国内でも流通するようになりました。
CBDビールは従来のビールと比べて風味が個性的で、かつCBDの作用によって二日酔いや悪酔いしにくいといった健康的な側面を備えており、一部で注目を集めています。
今回は、まだわずかしか普及していないCBDビールの特徴やメリットに加えて、現在発売されているおすすめの製品も含めて解説します。
CBDビールとは?
日本でも少しずつ普及しつつあるCBDビールですが、まだ国内で流通している製品が少なく、CBDビールを提供しているお店も限られています。
現在、国内ではまだごく少数のブルワリーがCBDビールを生産しており、CBDビール市場はまだ極めてニッチな市場ですが、今後市場として成長する可能性を秘めています。
というのも、海外ではCBDを始めとする麻由来の天然成分が様々な分野で活用されており、その影響でCBDがビジネス市場として注目を集め、CBD入りのビールやワインなどの様々なCBD飲料が海外で数多く発売されています。
CBDビールが国内の飲料業界でどの程度のポジションを得るのかはまだ未知数ですが、既に一般的になったCBDオイルやベイプと同様に、CBDビールもより身近で一般的なものになっていくのかもしれません。
CBDビールのメリットとは?
実際、CBDビールは普通のビールとどう違うのでしょうか?実際に飲み比べてみるのが一番ですが、事前に知識を得てから飲むと違いがよりハッキリと分かります。
以下では、CBDビールの具体的な特徴やメリットについて解説します。
ホップとの相性が良い
CBDオイルを飲んだことのある方なら分かると思いますが、CBDの原液は苦い味がするのでCBD単体だと苦手な方もいるかもしれません。
ですが、このCBDの味とビールの原料であるホップとは相性がとても良いと言われており、このCBDとホップの組み合わせ方にCBDビールの味の醍醐味があると言えます。
また、下記で説明しますがCBDビールに使用されているホップはレモンやライムなどのフルーツ系が多く、これによってCBDビールの風味をより独特で個性的なものにしています。
CBDビールの選び方
CBDビールは現時点でまだ少数の製品しか国内で出回ってないので、ある意味で選択肢が少ないので試すべきものを選びやすいといえます。
ですが、自分の気に入った製品を見つけるには選ぶための判断基準が必要ですよね。
そこで、以下でCBDビールを選ぶ際の基準について解説します。
好みの味・香りで選ぼう
CBDビールはどの製品もホップを混ぜて味を独特で個性的なものにしています。
味によって感じる体感にも個人差が出るので、自分の好みの味や香りを選ぶことはCBDビールを楽しむためにとても大事です。
CBDビールの風味には一般的に柑橘系の香りが良く合うといわれており、特に相性が良いのがレモンの香りだといわれています。
レモンの柑橘系の味がビールの味を爽やかにしてくれるので、より軽やかで気軽に飲みやすくなります。
ラベルデザインに拘ろう
CBDビールに限った話ではないですが、ビールの良さにはラベルのデザインも含まれる、という意見に賛同する方は多いのではないでしょうか。
ビールは基本的にくつろぎタイムに飲むもので、過ごす時間は上質であってほしいですよね。そんなときお供のビールのラベルがお洒落でこだわられているとそれだけで気分が良くなったりします。
また、CBDは自然の中で摂取するのが合うので、キャンプ場やビーチなどでCBDビールを飲むのもおすすめですが、そういう場面であってもラベルやパッケージのデザインは場の空気を生み出します。
なので、CBDの濃度やフレーバーもさることながら、パッケージのデザインにこだわってみると、より上質なくつろぎタイムになります。
CBD配合量を確認しよう
CBDの配合量も気になるところ。CBDビールに含まれているCBDは基本的に低濃度なので、過剰摂取などを心配せずに飲めます。
大抵のCBDビールに含まれているCBDの配合量は10〜25mg程度ですが、これは1日の理想的なCBD摂取量と一致します。
一般的な成人の場合、CBDの最適な摂取量は、低用量だと15mg程度、中用量だと20mg〜、高用量だと70mg程度までといわれています。
この基準に照らすと、殆どのCBDビールに含まれているCBDは低用量なので、寝る前に1本飲むとアルコールとCBDの相互作用によって眠りの質が改善することが期待されます。
CBDビール全7商品おすすめ人気ランキング
ここまで、CBDビールの特徴やメリットについて解説してきましたが、実際にCBDビールを生産しているメーカーはまだ少数なので探すのが大変です。
そこで、既に国内でリリースされているCBDビールの中から、現在も発売中のものを探して以下にピックアップしてみます。
Calms
国産のCBDビールでは最も有名?
日本で流通しているCBDビールはまだ少数ですが、そんな国内市場でも既に一定の知名度を得ているのがOGA BREWINGのプロデュースするClamsです。CBDを30mg配合しており、柑橘系のホップと合わさって爽やかな飲み応えを生み出します。
金額 | 880円 |
内容量 | 330ml |
CBD配合量 | ー |
配合成分 | CBD |
香り(ホップ) | カスケード、モザイク |
使用感 | パワーチャージよりもダメージリカバリー |
肌への刺激になってしまう成分が入っているか | 無 |
オーガニック原料 | ◯ |
製品成分分析書の有無 | 無 |
4Re&Re(リリ)
CBDビールでダメージリカバリー
CBD入りかどうかに限らず、心身が疲れた時に飲むビールは最高ですが、CBDの効果が加わることによってさらなる体感が期待されます。こちらの製品は値段も手頃なのでCBDビールがどんなものなのか試すのにうってつけです。
金額 | 880円 |
内容量 | 330ml |
CBD配合量 | ー |
配合成分 | CBD |
香り(ホップ) | カスケード、モザイク |
使用感 | パワーチャージよりもダメージリカバリー |
肌への刺激になってしまう成分が入っているか | 無 |
オーガニック原料 | ◯ |
製品成分分析書の有無 | 無 |
CBD CAN(キャン・できる)
上質な体験を求める方向けに
ビールといってもただ飲むだけではなく、その製品が持つストーリーや個性が伴うことによって体験が上質になります。こちらのCBDビールは発売開始当初オーダーが多すぎて生産が追いつかなかったとのことで、CBDビールとしてのクオリティの高さが伺えます。
金額 | 3,360円 |
内容量 | 330ml |
CBD配合量 | 17.5mg |
配合成分 | CBD |
香り(ホップ) | レモン |
使用感 | リラックス効果 |
肌への刺激になってしまう成分が入っているか | 無 |
オーガニック原料 | ◯ |
製品成分分析書の有無 | 無 |
STARWATCHER CBD
初めてCBDビールを試すなら
商品の入れ替わりが激しいCBDビール業界で一定の地位を築いているのがWEST COAST BREWINGのSTARWATCHERです。品質の高いホップを使っているので味がよいのが特徴。また、CBDも15mgと低容量なので、初めてCBDビールを試してみる方などにおすすめです。
金額 | 4,600円 |
内容量 | 500ml |
CBD配合量 | 15mg |
配合成分 | CBD |
香り(ホップ) | シトラ、シムコー、モザイク |
使用感 | 炭酸と僅かな苦味 |
肌への刺激になってしまう成分が入っているか | 無 |
オーガニック原料 | ◯ |
製品成分分析書の有無 | 無 |
DAB CBD Hazy IPA
甘すぎずトロッとした感覚
ビールに何を求めるかは人それぞれですが、味はどんな場合にも外せない要素です。こちらの製品は甘さが程よく、トロッとした触感が味覚的なおいしさを引き出してCBDビールのポテンシャルをより体感しやすくなっています。
金額 | 770円 |
内容量 | 350ml |
CBD配合量 | 20mg |
配合成分 | CBD |
香り(ホップ) | ホップ |
使用感 | 心地よい甘さ |
肌への刺激になってしまう成分が入っているか | 無 |
オーガニック原料 | ◯ |
製品成分分析書の有無 | 無 |
Wink CBD CRAFT ALE
CBDビールの奥深さを求めるなら
ビールの奥深さを知っている方なら、CBDビールの奥深さも分かるでしょう。こちらの製品は使っているCBDの原料が高品質で、ビールの香りはミシュラン店で扱われるレベルを目指しているとのこと。値段は高めですが上質でユニークなビールを求めている方におすすめです。
金額 | 2,640円 |
内容量 | 360ml |
CBD配合量 | 10mg |
配合成分 | CBD |
香り(ホップ) | ボタニカル |
使用感 | 香りが豊かで味わい深い |
肌への刺激になってしまう成分が入っているか | 無 |
オーガニック原料 | ◯ |
製品成分分析書の有無 | 無 |
GREEN DREAM
上質なチルタイムを求める方向けに
仕事の後や休日などにくつろぐ時間を持つことはとても大事です。疲れた心身を癒して再び生産的になる効率的な手段として、こちらのCBDビールは味も洗練されていておすすめです。CBDのリラックス効果とワイン風味の香りが他のビールとは異なる個性を与えてくれます。
金額 | 6,180円(6本〜) |
内容量 | 1,980ml |
CBD配合量 | 25mg |
配合成分 | CBD |
香り(ホップ) | ライム、白ワイン |
使用感 | 白ワインみたいなスッキリ感 |
肌への刺激になってしまう成分が入っているか | 無 |
オーガニック原料 | ◯ |
製品成分分析書の有無 | 無 |
他のおススメCBD商品をご紹介!
昨今のCBDブームに併せて、今回取り上げたCBDビールを始めとして本当に色々な種類のCBD製品が登場しています。
CBD製品はビール以外にもグミやオイル、チョコレートなど様々なタイプの製品が発売されており、最近ではCBD入りのお香や、果てはペットフードまで登場したりしています。
また、CBDは使う原料が異なっても味や体感が変わり、更に摂取方法が変わると体感や持続時間のバリエーションには限りがないです。
特にグミなど、多めに摂取するとかなり強い効果が出る製品もあるため、使用前に基礎知識を得ることはとても大事です。
以下の記事ではそれぞれの摂取方法に関する基礎知識を解説していますので、参考にしてみてください。
CBDビールの売れ筋ランキングもチェック!
今回はCBDビールの特徴からおすすめ製品までを網羅的に解説しましたが、現在発売されている製品をすべてカバーしている訳ではありません。
CBDビールはジャンル自体が非常にレアなので、まだCoA(成分分析表)などの評価システムも確立されておらず未熟な部分もありますが、国内でもCBDビールを生産するメーカーが既に幾つか存在するだけでも大きな進展です。
ほんの数年前までは国産のCBDビールなど影も形もありませんでしたが、現在では楽天で「CBD ビール」と検索すると僅かですが国産製品がヒットするようになったので、時代が変わったと実感します。
CBD業界は変化が非常に早いので、幾つものCBDビール製品が楽天のランキングに上位表示されるようになるまでそう時間はかからないのかもしれません。