使う人にとって「本当にいいもの」を広げたい。悩める人に支持されるファーマヘンプのこだわりに迫る。

CBDの認知が広まるのと同時に、CBDブランドやCBDを使った商品も続々と世の中に出てきています。そのなかには体感が得られないものや、質の悪い商品もあります。

そんな中、原料となる大麻草を育てる環境から商品の品質まで徹底的にこだわり、本当に悩みを抱えている人から支持されるCBDブランドがあるんです。

今回お話をお伺いしたのは株式会社Pharma Hemp Japan、マーケティング部の松井さん。

ご自身の経験やブランドとしてのこだわり、今後の展望まで幅広くお話していただきました。

松井 悠悟/株式会社Pharma Hemp Japan セールス・マーケティング部
シアトル留学中にうつ病と対人恐怖症を患っていたころ、病院で処方されCBDと出会う。
CBDに可能性を感じ、日本帰国後ファーマヘンプジャパンに入社。
現在セールス・マーケティング部のマネージャーとして精力的に活動している。
目次

自身の留学中の経験からCBDの可能性を感じ、ファーマヘンプに入社。

ーー自己紹介をお願いします

株式会社ファーマヘンプジャパンの松井悠悟と申します。現在、マネージャーとして働いています。

アメリカの留学先に住んでいた際、うつ病を患い対人恐怖症になっていた時期があったのですが、それを抑えるために病院からCBDを処方されました。使ってみたところ、自分の中でかなり体感することができたんです。その後も使用を続けた結果、ほとんど完治し、後遺症というようなことも全くなくなったので、しっかりと社会復帰することができました。まだまだ世界でもCBDがダメな国もありますし、日本でも誤解されている面がありますので、個人的な経験を踏まえつつCBDの力を皆さんに届けられればなと思って入社しました。

ーーご自身のご経験もあってファーマヘンプジャパンに入社されたんですね。アメリカではどこにいらっしゃったんですか。

アメリカのシアトルにいました。シアトルには約4年半と結構長くいて、向こうで大学に行き、卒業後も現地で働いていました。元々アパレル関係で働いていたんですけど、それに加えてお手伝いとしてシアトルにある大麻ショップ(ディスペンサリー)でも働いており、そのころから麻に携わっていました

シアトルでは大麻文化が身近にあったことも、今の仕事につながっているのだと思います。

ーー麻を身近に感じられていたんですね。

世界70か国に展開するファーマヘンプ。コンセプトは「薬局」。

ーー会社の紹介もお願いします。

ファーマヘンプ社は、1965年にヨーロッパのスロベニアという国でスタートした会社になります。元々は旧ユーゴスラビアでヘンプを使った化粧品を初めて製造・販売した化粧品会社でした。そして、2010年頃からCBDの製品販売を開始し、今では世界70カ国で展開しています。日本では2014年に販売を開始しました。ファーマヘンプジャパンは2019年設立なので今年で5年目になる会社です。

ーー世界70カ国で展開されているのはかなりすごいなと思いました。

ありがとうございます。最初のころは家族だけのこじんまりとした会社でしたが、そこから徐々に成長していって、一昨年スロベニアで一番の評価を獲得するくらいの会社になったんです。

ーースロベニアでは一番有名な会社なんですね。ブランド名の由来はどのようなものでしょうか。

元々はファーマCAMっていう名前だったんですが、日本語で薬局を意味する「ファーマシー」と、それに医療大麻といったイメージを持たせるために「ヘンプ」をあわせて「ファーマヘンプ」という名前になっています

ーーそういう意味が込められているんですね。ブランドのコンセプトも教えてください。

弊社ではCBDをより医療的に使っていただけるような商品ということをコンセプトとして売りにしています。嗜好品としてCBDを使った商品を作っている会社も多いですが、弊社は医薬品のように、ウェルネスのために商品を使っていただけたらと考えています。

ーー本当に悩んでいる人に使ってもらいたいということですね。

日本におけるCBDのパイオニアだからこそ経験した苦労あり。

ーー2014年に日本でCBD商品の販売を始められたというお話がありましたが、日本で展開するにあたって抵抗感やためらい・難しかった点はありますか?

日本では大麻に対する認知や理解という面で、文化的・教育的な背景からまだまだ誤解があると感じます。そのため、最初に商品を展開した際には、毛嫌いされることがありました。例えば、私たちは田園調布に店舗を構えていますが、店舗の隣に公文式の学校があるため、子どもたちに悪影響を与えるのではないかという保護者の方から、「薬物を販売するのはやめてほしい」という要望を頂いたこともあります

また、インターネットでも最初の展開には批判的な意見が多く寄せられました。しかし、お客様同士の口コミや情報交換が広がったことで、CBD製品についての評判が良くなり、商品の認知度も上がっていったと感じています。

ーーCBDの認知度の低さや誤解からかなり苦労されたんですね。最近は状況も変わってきているんですか。

以前よりはCBDに対する理解も広がって誤解も少なくなってきたと思いますが、まだまだ難しい部分もあります。同じCBDでもブランドによってコンセプトが違い、いわゆる大麻のような打ち出し方をしているところもあるように感じていて、それもCBDの正しい理解が広がらない一因なのかなと思っています。

私たちはあくまで心身のお悩みにアプローチできるものとしてCBDをとらえていただければと思っているので、今後エビデンスがもっと増えて、医療的に使用できるものという認知が広がっていくことを期待しています。

ーー今現在日本でもCBDを使用した医薬品の治験が行われていますよね。その動向にも注目です。

ヘンプの育つ環境にまでこだわり、植物本来の良さをありのまま提供。本当に悩んでいる人から支持されるファーマヘンプの商品。

ーーCBD原料を選ぶ際のこだわりやポイントがあれば教えてください

ファーマヘンプでは、スロベニアの40年以上も肥料を使っていない土地で栽培した大麻草を原料に使っています場所を選び、水質や土壌の質にもこだわって育てています

ーーCBDの原料となる大麻草の育つ環境にこだわっているんですね。環境によって品質も変わるんでしょうか?

そうですね。

大麻草は農作物なので、育つ環境によって品質が大きく変わってくるんです。例えば、米でいうと、日本産のお米と中国産のお米では、育った土地や水質によって味や品質が大きく異なりますよね。大麻草も同じで、育つ環境によって品質が変わります。

ーーなるほど、ありがとうございます。商品でこだわっているポイントを教えてください。

私たちは、THCフリーのフルスペクトラムで商品を作ることにこだわっていて、ヘンプに含まれるTHC以外すべてのカンナビノイドを摂取できることが強みです。

ビタミンだけを摂りすぎると体調を崩すのと同じように、CBDだけを取り続けてもよくないと考えています。CBD単体ではなく、CBNやCBGなど、他のレアなカンナビノイドも一緒に摂取したほうが、より大きな効果が期待できるんです。

ーー実際に使ってみたことがあるのですが、かなり植物由来の風味を感じました。フレーバーをいれたりはしていないのですか?

日本では飲みやすさや利用しやすさを追求して、フレーバーを付け加えたりするブランドさんも多いですが、私たちの製品はそういったことを全くしていません。

フレーバーをつけることによって、成分が飛んでしまう可能性があったり、CBDには熱に弱いという弱点もあるので、できる限りナチュラルな状態で提供しています。

ーー植物由来の風味は自然由来の成分を抽出して、ありのままをお届けしているからこそということですね。よく売れるのはオイルなんでしょうか。

そうですね。

我々の商品のなかで一番はオイルですね。いくらか前後はしますが、大体月に500から800本ぐらいのペースで売れている感じです。

ーーどんな人がよく商品を買っていくんですか?

年齢層としては、大体40代から60代くらいが中心で、20代くらいに関しては1%もないんじゃないかなと思っています。利用目的で一番多いのは、慢性的な痛みだったりとか睡眠の障害であったりということを目的として利用している人が多いですね。病院に何年も通っているような方もいて、病院の治療に嫌気がさしているという方もいます。

ーー明確に悩みを抱えられている人がよく買っていかれるんですね。

その通りで、色々調べたり、他のブランドの商品も試してみたけどあまり体感できなかったという人が私たちの商品を買っていかれます

ーー商品を販売している場所についても教えてください。

田園調布に直営店がありますサンプルも全てお試しができますよ。自社でオンラインの通販サイトも展開しているのでそちらもチェックしていただけると嬉しいです。

それ以外だと、基本的にはCBD専門店ですね。CBD専門の店舗さんに商品を取り扱わせてくださいと言っていただけることが多いんですが、お話をお伺いするとその店舗の方が元々商品のユーザーで、使ってみて体感があったから取り扱いたいということがよくあるんです。

ーー専門店の方にも支持されるくらいクオリティが高いということですね。

ありがとうございます。

日本一高品質なCBDブランドへ

ーー描いているブランドの展望を教えて下さい

ファーマヘンプジャパンとしては、今はオイルなど主力商品の販売を続けていますが、それに加えて新作を作っていこうと思っています。既存のお客様へのPRもしつつ、これからはより多くの新しいお客さんの方々にも、より興味を持っていただけるように、新しい商品開発などにも力を入れて頑張っていきます

また、マーケティング分野についても強化していこうと思っています。見た目に関してすごく綺麗なイメージのブランドさんはかなり増えてきていますが、結局その製品を使ってみてもCBDの体感がないという声はかなり上がってるんです。

そういうお客様に対しては、私たちの取り扱っているCBDのほうがしっかりと体感していただけるのではないかという宣伝をするために、マーケティングの部分をもっと強化していけたらなと思っています。

ーーたしかに、使ってみて本当にいいものが広がるのが一番ですよね。最後に読者へ一言お願いします

私は、ファーマヘンプが日本で一番品質の高いCBDブランドであるという認知を広げていきたいなと思っています。そうしていくことで、病院の治療だけではどうしてもよくならないといった方々に対しても、笑顔を届けられるようなブランドになることを目指しています。お悩みがあってCBDのことを調べている方はぜひ一度私たちの商品を試してもらえたら嬉しいです。

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