安心・安全で高品質な食品グレードのCBD製品でお客様のお悩みを解決する。CannaTechのものづくりに迫る

麻のさわやかなグリーンをイメージしたブランドカラーのCannaTech(キャナテック)。楽天でCBDを検索した方は必ず目にしているブランドでしょう。

今回インタビューしたのは、株式会社CannaTech(キャナテック)取締役副社長の橋本さん。

今でこそやっと目にする機会が増えてきた、CBDの情報をいち早くキャッチし、事業を立ち上げた経緯と、強みを活かした商品展開、今後の展望をお伺いしました。

橋本一輝/株式会社CannaTech 取締役副社長
学生時代に海外で過ごす中で日本とのカンナビスに対する認識の違いを感じる。
健康食品の事業で輸入業務に従事したのち、2019年に代表の須藤さんとCannaTechを創業。
目次

健康食品事業で培ったノウハウを活かしCBD事業をスタート

ーー橋本さんの自己紹介をお願いします。

株式会社CannaTech(キャナテック)取締役副社長の橋本と申します。創業メンバーとして、2019年にCannaTechを代表の須藤と一緒に立ち上げました。

もともと代表が健康食品業界でD2C事業を10年以上経営しており、私もその事業で健康食品原料の輸入を担当していました。その中でCBDが新しく出てきて、その魅力に引き込まれ輸入し始めたのがCannaTechの始まりです。

学生時代にアメリカ、ロシア、オーストラリアといった国々に留学し海外で過ごしていて、カンナビス(大麻)の情報は知っていたので、CBDに対しては、日本で持たれがちな「大麻だからダメ」という認識ではなく、どういったものだろうという興味を持っていました。

そして、調べていく中でCBDの持つポテンシャルの高さに非常に魅力を感じたんです。

悩みを解決するためのアプローチが優れてる点で、「他の原料とは一線を画する原料になるのではないか」と期待して、会社を立ち上げて販売し始めました。

ーー海外留学経験のある方は、最初は日本の教育とのギャップを感じつつも、カンナビス文化に順応してる方が多いように思います。橋本さんもその体験から、CBDをポジティブに捉え可能性を感じられていたんですね。CBDを事業として始められた時から、原料の輸入だけでなく自社製品の製造と販売をされていたのでしょうか。

はい。健康食品の会社で製造から販売まで一貫してやってきたノウハウを活かして、原料を輸入して、自社で製造し販売することは変わらずやってきております

原料を仕入れて製造、販売するまでを自社で一貫して行うことで品質のハンドリング、日本向けの規格にローカライズ、そして何より培ってきたノウハウを活かしてCBDを使用したモノづくりに挑戦したいと思ったことがCBD製品を作り始めたきっかけです。事業を始めた段階で、この方針は固まっていました。

ーー当初から製品を作ろうと考えて立ち上げられていたんですね。

そうですね。物づくりの会社としてやっていきたいと考えているので。

ーーどのような製品から作り始められたんですか?

食料油脂工場から始まったので、ティンクチャーオイルから作り始めました。また、ベイプ製品も創業当初から製造しています

進み続けるCannaTechに込められた想い

ーーCannaTechという名前の由来はどのようなものでしょうか?

「Cannnabis」と「Technology」を掛け合わせて「CannaTech」という名前にしました。

当時はまだ浸透していませんでしたが、最近は「CannaTech」という言葉が一般名詞化して耳にする機会も増え、混同されやすい部分もあります…

ーーテクノロジーという言葉に込められている想いは、どういったところがありますか?

今は自社製品の製造、販売の事業を行っていますが、将来的にはカンナビスのテック企業として、テクノロジーを活かした、原料の研究開発を展開していきたいという想いを込め、テクノロジーというワードを使っています

カンナビスに対して、原料の根本から取り組んでいきたいですね。

CannaTech創成期の苦悩とブレないコンセプト

ーー日本国内では早い時期である2019年から、CBDを輸入していたというお話がありました。その前からリサーチして動き出していると思いますが、CBDには難しいと感じることも多いのではないかと思いますが、いかがでしたか?

2018年の終わりぐらいに準備段階としてリサーチを始めたのですが、当時、厚生労働省の輸入のガイドラインがなかったので国内の業者さんは輸入品の販売が多く、原料を輸入して自社製造しようとしている企業がほぼありませんでした

「どうやって原料を輸入したらいいだろうか」ということを、日々模索していました。

ーーガイドラインがない中での輸入は、かなり難しいことですね。CBD原料を輸入しようと考え出してから、実際に輸入ができるまでどれぐらいかかりましたか?

初めてサンプルを輸入するまでは、リサーチを始めて数ヶ月間〜半年ほどかかりました

ーー事業展開するにあたり、大変な苦労を重ねてきたと思いますが、一番苦労したエピソードはどのようなものでしたか?

メーカーの方はみなさん感じていることかもしれませんが、THCの検出不可という安全性を担保することですね。ここが難しい理由は、日本だとTHC不検出という基準があっても、明確な検査方法や検出限界の数値の基準がないからです。また、同じ製品を検査に出しても、分析機関によって数値が異なってしまうことがあるんです。

結果を予想して分析しても、実際にやってみたら予想と違ったということもあり、そういった苦労が大きかったですね。

今のルールで確実に安全性を確保することは、なかなか難しいのかなと思っています。

ーーそうですよね。御社では検査を依頼する相手はどういうポイントで決められていますか。

まず、国際基準の認証であるISO認証を持っているかどうかをみます。他には、分析で実際に出る数値と経験から予測した数値を比較してみたり、同じものを何個も分析、比較して、コミュニケーションをとりながら、より信頼できるところを選んでいます

ーーそのような部分も試行錯誤でやっているのですね。

はい。原料輸出の際にも現地の複数カ所で分析を行い、原料そのものや、原料から自社で製造した商品をもう一度アメリカに送り、再分析して安全性を確かめることも行っています。

現状の日本では、THCの分析が細かくできないので、このような方法を取っています。こうして、一原料、一製品に対しての分析はかなり手間をかけて行っています。

もちろん、食品として微生物や重金属、残留農薬などの検査も行っています

ーーコストと手間をかけてシビアに分析されていますね。そこがCannaTechの商品の信頼性の証ということですね。

私たちは食品の企業なので、商品が食品として残留農薬や重金属、微生物の基準を満たした上で、CBD独特の大麻取締法に関わる安全性を担保できるようにしようと、この二つの軸で検証しているところです。

ーーCannaTechのコンセプトは食品としての安全性ということでしょうか。

そうですね。でもまず、「お客様の悩みを解決していく」というのが、前身の健康食品会社時代からあるコンセプトです。

自社で商品の製造から販売までできるので、安全性を担保し高品質なものを提供できます。その結果、お客様の悩みを解決できるんです。

先日、食品の国際規格の認証であるFSSC22000を取得しました。安心・安全なもの、高品質のもの、間違いないものを届けることにこだわってきた成果だと思っていますし、今後はこれまで以上にこの部分にこだわっていきたいと思います。

CannaTechの強みを活かした製品

ーー他社のブランドの商品と比べて、CannaTechの商品の強みはどのあたりにあると考えていますか?

まず、原料ですね。THC以外の成分をより多く残している原料にこだわっています

輸入から製造、販売までの透明性がしっかりしていて、中間コストを抑えられてるので、高品質なものを低コストで提供できるというところも強みではあると思います。

ベイプのアトマイザーやバッテリーなどのアイテムにもこだわり、ISOやGMPの基準をクリアしている企業の医療用グレードのステンレスを使ってます

あとは自社工場があるので、製品の開発・改良を積極的かつ柔軟に進められたりといったところも強みだと思います。

ーーどのタイプの商品が人気なんですか?

創業当初からベイプの需要は大きいですね。

最近はグミの売り上げも伸びてきて、市場全体を見ても、摂取しやすいグミはかなり広がってきている印象はあります。

弊社は食品工場であることから、グミ製品を押していきたいと考えています。

CBDの認知がまだまだ広がっていないので、グミを食べたらすぐ体感があると思われているところが多いように感じていますが、サプリメントとしてCBDグミを継続的に摂ることをおすすめしています。

こだわりの原料からできるだけ多くの成分を使った、CBDブロードスペクトラムのグミを試していただけたら嬉しいです。

ーー商品はどこで販売されていますか?

楽天、Amazon、Yahoo、au pay マーケット、Qoo10で、基本的にCBDが販売できるショッピングモールやオンラインモールでは全て販売しています。あとは自社サイトもあります。

ーーオンライン以外で販売されていますか?

卸販売用のサイトが自社サイトにありまして、そこからご購入いただき、各ショップで販売していただいているお店もあります。

ドン・キホーテにも置いてありますね。

基本的に自社として直接販売してるのは、オンラインだけになります。

ーー実は最近、私もCannaTechの新しいブランドのものを、楽天で買わせていただきました!

ありがとうございます。最近始まったばかりなのに、よくご存知ですね。

LILILALA(リリララ)というブランドです。

コンセプトとしては、CannaTechよりもさらにコストを抑え、高濃度のCBDを摂りたい方におすすめしたい商品です。

お客様の悩みを解決する「ものづくり」へのこだわり

ーーこだわりのポイントはどんなところでしょうか。

コンセプトである「悩みを解決する」というところにフォーカスすると、ブロードスペクトラムが適していると考えているので、ブロードスペクトラムオイルにこだわっています

理由として、CBD単体だけでなく、他のカンナビノイドやテルペンといったヘンプの成分と一緒に摂取したほうがより実感できるといわれているからです。これをアントラージュ効果というんです。

ブロードスペクトラムオイルは製品ごとに個性があり、中身の成分が違ったり、見た目が結晶状のものもあれば、液体に近いものもあったりします。分析証明書だけではわからない部分を目で見て、いいものを選んでいます

さらに他の成分である、レアカンナビノイド、フラボノイド、テルペン、麻の油の成分も多く含んでるものを使用して、特許を取った製法で麻の成分を残しつつ、THCを除去していくところに注力しています。

アイソレートも無味無臭で摂取しやすい点や、ドーピングの心配がない点など、よい部分がありますが、弊社としてはブロードスペクトラムをメインに考えています

あとは、繰り返しになりますが、食品工場である以上は品質に非常にこだわっています

CBDは一般の食品とは違うと捉えられがちですが、食品として売ってる以上は安全性が第一で、それを証明できるFSSC22000認証を取得しました

コストがかかるところではありますが、安心・安全な製品をお届けできるように、設備や製造環境を整えています

CannaTechの製品は、一般の食品としても高品質だよねと感じてもらえるように、たとえばCBDグミなら、「CBDが高品質なだけではなく、グミ自体が高品質だよね」と思われるようなものを作っていくように日々努力しています。

こだわっているポイントというところでもう1つお話させてください。

弊社は結晶化しないリキッドの開発にこだわっています

ベイプ関連製品は結晶化することがあります。これは配合による部分もありますが、結晶化がどう進むかという原因が、まだ絞りきれていなくて、実はかなり複雑なところなんです。

弊社としては結晶化しないリキッドを目指していて、高濃度かつ結晶化しないように考えられた配合で、試作を繰り返して開発しています

そもそも結晶化というものが悪なのかという話に関して、これがCBDが入ってる証になると思うので、私は悪いことではないとは思っていますが、結晶化するのであれば、それはリキッドではなくワックスなどの固形タイプでやるべきだと考えています。

リキッドとという製品においては、結晶化してしまうとすぐに吸えなかったり、デバイスに負荷がかかってしまったり、繰り返しの加熱で中身が劣化してしまったりなど、デメリットもあるので、弊社としては結晶化もしたものは返品交換の対応をしています

ーーそうなんですね。リキッドを調べると「結晶化してる場合は・・・」と対処方法を説明しているメーカーもありますが、結晶化していたら交換に対応しているのはすごいですね。

弊社のこだわりとして、そもそも液体で手軽に吸えるというのがリキッドのメリットなので、リキッドである以上、お客様にひと手間をかけさせてしまうことはしたくないですね。

ーー品質の部分とユーザーの目線から、よりよいものをお届けしたいという想いで事業展開されていることがよく伝わります。結晶化した時の交換対応は、他では聞かないサービスだと思うので、そこもすごくこだわられてるんだなと思います。

個人的にユーザーとしても、「結晶化しているリキッドはどうなのかな?」と思うこともあったので、CannaTechのこだわりとしてそういった部分も出しています。

今後は食品としてもいろいろな可能性があるので、CBDに限らずさまざまなタイプのユーザーさんに使いやすく、生活の悩みを解決できるような商品も作っていきたいと考えています。

CannaTechが創るCBDの未来

ーー今後の展望もお伺いできますか。

CBDは吸収率に課題があり、たとえばオイルなら、舌下吸収か経口摂取かで吸収経路が変わり、CBDの吸収率や効果を実感するまでの時間が変わります。

このような問題を解決できるような商品や原料の研究開発をやっていきたいと思ってます。CannaTechとして、そういったテクノロジーの部分も進めていこうとしている段階です。

近々大きな取り組みも発表できる予定なので、楽しみにしていただけると嬉しいです。

テクノロジーと安全性と機能性も含めて、お客様にとってよりよいものを作っていきたいと考えています。

ーー最後に読者にメッセージをお願いいたします。

CBDは認知度が低かったり、食品としての製造工場が少なかったりするため、他の食品と比べると安全性が追いついてないのが現状です。

弊社としては食品同等、またはそれ以上の安全管理をして、そもそも食品として安心安全なものを届けていきたい、お客様の悩みを解決できるよりよいものを提供していきたい、という想いがあります。

今回、FSSC22000認証を取得したこともあって、今後はOEMという形でも他社さんの製造に関わらせていただければと思っております。ご相談等があればお気軽にお問い合わせください。

ーー自社工場を持って、OEMまで始められるとは、すごいですね。

以前から、安心感・安全性の国際認証を取って自社工場を大きくし、OEMの受注をしていきたいと計画をしていました。認証を取得したのが昨年の12月だったので、ただ今準備中という状況です。

お客様に満足いただけるような内容で、ご提案できればと思ってるので、ぜひご相談ください。

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