CBDに懸念はある?メリット・デメリット・懸念点への対処法を解説!

「流行りのCBDを使ってみたいけど、本当にリスクはないのか心配…」

「持病があってもCBDは使える?薬と併用しても効果は感じられる?」

CBDはリラックスできて、体の不調を改善すると知り、興味を持っている方は多いと思います。聞きなれない成分で副作用やデメリットがないか心配だなと感じていませんか。

特に持病のある方は体調を改善したいとCBDを見つけたものの、飲んでいる薬に影響はないのか、効果が出るのかが気になると思います。

CBDは植物由来の成分で、体のバランスを整える作用があると注目されています。しかし研究段階な部分も多いのが実状です。

CBDの効果実感には個人差もあり、使用する製品によって効果持続時間も違い、薬を内服している場合は注意点もあります。

この記事では、CBDを使ってみたいと感じている人へ以下の内容を説明しますので、参考にしてみてください。

  • CBDとTHCの違い
  • CBDのメリット
  • CBDのリスク
  • CBDのデメリットと対処方法
  • CBDと医薬品の相互作用について

CBDを正しく理解し、注意点に気をつけて、自分に合う製品を見つけてCBDの効果を感じてください

目次

CBDはTHCとは異なる成分

CBD(カンナビジオール)とTHC(テトラヒドロカンナビノール)は大麻草に含まれるカンナビノイドという化合物です。

カンナビノイドなので化学的構造がよく似ていますが、構成される原子の配置が異なるため、摂取時の効果に違いが現れます

一番の違いは精神活性作用の有無です。CBDには精神活性作用はありませんが、THCには大麻のイメージにある、ハイになる作用や依存性があります

大麻=違法薬物と思い浮かべてしまいがちですが、CBDは世界保健機構(WHO)でも認められています。大麻取締法で違法とされているのはTHCという成分です。THCフリーのCBD製品を使えば、違法にはなりません。

CBDに期待される7つのメリット

CBDにはたくさんの効果があると言われています。CBDについての研究結果から、まずメリットとなる効果について7つ紹介します。

不安やストレスを抑えられる 

CBDには不安を軽減する効果があるという研究結果が出ています。

この効果はCBDがセロトニン受容体に作用していると考えられています。セロトニン受容体が刺激されると、副交感神経が活性化するため、不安の軽減につながります

よく、交感神経はアクセルで副交感神経がブレーキと例えられます。この2種類の自律神経がバランスを取り合って、人の体は活動と休息して体の状態を整えています。

不安やストレスが強いというのは交感神経がはたらき過ぎている状態です。CBDがセロトニン受容体を刺激し副交感神経が活性化することで、交感神経のはたらきが抑えられ、リラックスできるというわけです。

セロトニン受容体を刺激するので、うつ病やPTSDなど他の精神疾患にも効果があるのではないかと研究が進められています

睡眠の質を高められる 

CBDを吸入すると不眠症の症状が改善し、睡眠の質が高くなることが期待されています

2018年の研究で、CBDやその他のカンナビノイドの睡眠への影響を分析したところ、CBDが不眠症の症状を大きく軽減したことが報告されました。※1

この研究では、人をハイにする大麻成分であるTHCについても研究を行いましたが、CBDはTHCよりも不眠症の改善効果が高いという結果が出ました。

CBDは多い量ではリラックス効果を高め、少量では覚醒効果があると言われています。吸入摂取は吸収率が高まり、即効性もあるので、入眠効果も高まり睡眠の質の向上が期待されています。

てんかん等発作性疾患へ効果がある 

CBDが小児の難治性てんかんのけいれん発作を大幅に抑制したことが報告されています。

治療薬としてCBDが成分として使われているエピディオレックスという医薬品があります。エピディオレックスはアメリカではすでに承認されており、日本でも臨床試験段階です。承認されれば、日本でも処方ができるようになります。

痛みを抑えられる

CBDには痛みや炎症を抑える抗炎症作用のはたらきがあるとされています。

2018年、マウス対象の研究ではCBDが炎症を引き起こす物質を減少させ、痛みを軽減するという結果が報告されました。※2

2019年の海外の研究ではCBDがセロトニンの伝達を調節することで、神経性の痛みと不安の両方を軽減する作用が報告されました。※3

ただし、痛みの改善や不安の軽減効果は、CBDを1日1回摂取するくらいではあまり見られないことも指摘されています。効果を体感するには、少なくとも1週間継続してCBDを摂取することが必要と言われています。 

依存症を抑えられる

CBDは薬物依存症を抑える作用があるとも報告されています。

2018年の研究では、コカインやアルコール依存のラットにCBDを投与し、不安やストレスを軽減したことで、薬物依存を減らしたことが報告されました。※4

翌年2019年のヘロイン依存の患者とCBDの研究でも、ヘロイン依存患者の不安を大幅に軽減し、薬物依存を抑えたと報告されています。※5

不安やストレスが依存症のきっかけになります。CBDは不安を軽減するので、薬物に依存しないようにさせる効果があると考えられます。

禁煙にもCBDが役立つ理由とも言えますね。

自律神経を整えられる 

前述のとおり、CBDがセロトニン受容体を刺激するとリラックス神経と呼ばれる副交感神経が活性化します。交感神経のはたらきにブレーキをかけて自律神経のバランスを整えることができます

2017年のCBDの研究では、CBDがGABA受容体も活性化する作用があることが報告されました。※6GABAには脳や神経をリラックスさせ、自律神経を整える作用があります。

2019年にはCBDがエンドカンナビノイドシステム(ECS)を活性化する作用があることが示唆されました。※7

ECSとは、体内の環境を一定に保とうと調節する機能(体内恒常性=ホメオスタシス)のことです。

ダメージを受けても回復して、神経を再生したり、神経の損傷を緩和したりするはたらきをするため、ECSを活性化すると結果的に自律神経のバランスが整います。

このように、CBDはECSへ作用をして自律神経を整えると考えられています。

糖尿病への効果が期待されている 

CBDは生活習慣病のインスリン抵抗性糖尿病の治療や予防にも効果が期待されています

インスリン抵抗性糖尿病は体内の慢性的な炎症が原因の1つだと言われています。

CBDがもつ抗炎症作用により慢性的な炎症が抑えられるので、インスリン抵抗性を改善して体内の糖の代謝が改善できると考えられています。

インスリン抵抗性糖尿病の患者数は予備軍を含めると、日本で1千万人以上もいると推定されています。CBDで糖尿病の予防・治療ができれば、多くの人を糖尿病や糖尿病の合併症から救うことが期待できるでしょう。

CBDにリスクはある?

結論からいうと、CBDの明確なリスクは報告されていません

CBDの安全性は世界保健機構(WHO)が下記のように報告し、有害反応、依存、乱用の可能性はないと言っています。

・ヒトにおける有害反応

CBDがTHCのようなカンナビノイドで典型的に見られる効果を産み出さない。(中略)CBD の潜在的な治療効果を数多くの管理されたオープン試験を横断的にみると、良好な安全なプロフィールをもち、一般的に良好な忍容性(許容性)がある。

・依存の可能性

CBD の潜在的な身体依存効果(例えば、離脱症状や耐性)に関するコントロールされたヒト研究では、報告されていない。

・乱用の可能性

十分にコントロールされたヒトの実験的研究からのエビデン スは CBD が乱用可能性と関連しないことを示している。CBD の単回投与量は、無作為化二重盲検試験で身体的影響と同様の乱用可能性の様々な試験を使って、健康的なボランティアに評価された。

“カンナビジオール(CBD)事前審査報告書.” 

CBDにリスクがある可能性は低いですが、研究途上の分野でもあるため、可能性としてリスクがゼロというわけではありません

大麻草、特にCBDを使った治療についてアメリカ食品医薬品局(FDA)は「FDAは、CBDの安全性について限られたデータしか確認しておらず、無害を裏付ける確証がまだない。リスクを伴うこともあり、使用の場合は細心の注意を」と発表しています。

どんな薬や健康食品にも言えることですが、メリットに踊らされずにリスクの可能性もあるということは忘れず使用することが大切です。

CBDの5つのデメリットとその対処法

安全性が確認されリスクは低いとされているCBDですが、副作用の報告もあります。ここでは副作用を含めたCBDの5つのデメリットとその対処法を紹介します。

わずかだが副作用がある 

CBDは植物由来の成分なので、医薬品と比較すると副作用が出ることは少ないです。健康に重篤な影響はないので、自分で対処することができるケースがほとんどです。

副作用としてあげられている症状は以下の5つです。

  • 吐き気
  • 口渇
  • 強い眠気
  • めまい
  • 下痢

対処方法

これらの症状があった場合はCBDの量を減らしたり、摂取方法を変えてみましょう

吐き気の症状が現れたときにはCBDを摂取するタイミングを食後にすることで吐き気が軽減するでしょう。口渇は水を飲むことで解決します。強い眠気やめまいなどの副作用は、大量にCBDを摂取したときに現れやすい副作用であるため、大量に摂取しなければ生じることはほとんどありません。

万が一、不快な症状が続く場合はかかりつけ医に相談しましょう。

 自分に適した摂取量がわかりづらい 

CBDは明確な摂取量が決まっていません。なぜなら効果の出方に個人差があるからです。自分の適量は自分で見つけていくことになります。

対処方法

CBD製品の種類ごとの初回摂取量の目安は以下の表を参考にしてください。

CBD製品の種類初回摂取量の目安
CBDオイル(舌下摂取)10〜40mg
CBDグミ(経口摂取)10〜30mg
CBDリキッド・ワックス(吸入摂取)約3mg(一回当たり3秒間吸うとよい)

吸入摂取は吸収率が高いので、初回摂取量が低くなっています。効果を実感できる摂取量は体格にも関係します。小柄な方は少なめから、体の大きい方は少し多めから始めてみましょう。

CBDの摂取量についてはこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ本記事とあわせてお読みください。

【CBD初心者必見】自分にピッタリのCBD摂取量の計算方法を解説!

 CBD製品の値段が高い 

CBD製品の価格は決して安いものではありません。なぜなら安全な品質の大麻草を栽培し、輸入し、THCフリーのCBDを抽出するのにコストがかかるからです。

体調改善のために毎日摂取するので、コストパフォーマンスも大切です。しかし、安い製品で品質管理に問題があっては、最悪の場合は違法薬物所持になってしまう恐れもあります。

ある程度の価格は安全性のためと割り切りましょう。

対処方法

CBD含有量の高い製品を選びましょう。するとCBD1mgあたりの価格が安くなります。

例えば、300mgのCBDオイルを2本と、600mgのCBDオイルを1本を比較すると、600mgを1本買う方が安く購入できます。

CBDの価格については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひあわせてご覧ください。

CBDが高価になる6つの理由とは?CBDへの出費を抑えるコツも解説!

 どれが安全な製品かわからない 

THCフリーのCBD製品なら安全なんでしょ?と思いますよね。THCフリーの基準は日本と海外では違います。日本ではTHCが非検出のCBD製品のみが使えます。海外ではTHC濃度が0.2〜0.3%未満でもTHCフリーとしている国もあるので注意が必要です。

日本は国内で大麻草の栽培はできないので、純国産CBDはありません。製造ラインは国内でも原材料は輸入されています。農薬や有害物質が含まれていないかも確認しましょう。

対処方法

信頼できるメーカーを見つけ、購入前に必ず不安な点は確認してから購入しましょう。

信頼できるメーカーを判断するポイントは3つです。

  • THCフリー
  • 第三者機関の検査し、内容成分を表示している
  • 問い合わせにスムーズに対応してくれる

 医薬品と相互作用を起こす可能性がある 

CBDには肝臓の酵素(CYP450)を阻害する作用があると報告されています。医薬品の代謝にはCYP450が関係しているものがあり、血中濃度の上昇や作用時間の延長を引き起こす可能性があります。

下記の医薬品は相互作用に注意が必要です。100mg以上のCBDを使用するときは、より一層気をつけてください。

ステロイド、免疫抑制剤、スタチン、抗生物質、NSAID、AGⅡ拮抗薬(ARB)、カルシウム拮抗剤、βブロッカー、抗ヒスタミン剤、ベンゾジアゼピン、抗うつ薬、抗精神病薬、麻酔薬、プロトンポンプ阻害薬、消化管運動機能改善薬、経口血糖降下薬、SU剤、抗不整脈薬、抗HIV薬

対処方法

持病で薬を内服をしている場合は、かかりつけの医師、薬剤師に必ず相談してからCBDを使用しましょう。CBDは少量から試す、内服薬と服用時間を2時間以上ずらすなどの工夫をしましょう。

 ベイプで加熱し吸い込むと身体に悪影響を与える可能性がある

CBDをベイプで加熱して吸入すると身体に悪影響を与える可能性があります。

蒸気にしたCBDを吸入すると、ニコチンを吸うよりも危険性が高くなるかもしれないと言われているのです。

実際にどのような研究結果が出ているのでしょうか。

ロズウェル・パーク総合がんセンターが行った研究では、CBDをベイプで摂取する人はニコチンを吸入するよりも肺損傷のリスクが高いことが報告されました。

蒸気にしたCBDを吸入することにより、局所病変の数と重症度の増加、炎症の増加、酸化ストレスの増加などが確認されました。また、蒸気にしたCBDの吸入は、ニコチンよりもよりも多くの肺好中球を死滅させ、多くのヒト小気道上皮細胞にダメージを与えたという結果も出ています。

バッファロー・ジェイコブス大学医生物医科学部医学部准教授であるビジェイ・アイヤー医学博士もCBDベイプの危険性について示唆しています。CBDを吸入することで主に肺と心臓に悪影響を与え、それが結果的に肺疾患・心臓病に関わるというのです。

また、アイヤー医学博士は、CBDベイプによって損傷した肺組織が治癒するときにできる結合組織が蓄積することによって、空気の流れをシャットダウンしてしまうポップコーン肺(閉塞性細気管支炎)になるリスクについても指摘しています。ポップコーン肺は、一度なると治らず進行していくだけの怖い疾患です。ポップコーン肺になると呼吸がしにくくなり、咳や息切れ、ゼーゼーするなどの症状があらわれます。

さらにCBDリキッドに含まれるプロピレングリコール(PG)や植物性グリセリン(VG)を加熱・気化して吸入することでも健康に対するリスクが高まります

2010年に掲載された論文では、空気中に浮遊しているPGを吸い込むことで、喘息や湿疹、アレルギー症状を引き起こしたり、悪化させたりすることが報告されました。

また、PGやVGを高熱で熱すると発がん性を持つ化学物質であるカルボニルに変化します。PGもVGも食べても安全であると言われていますが、加熱して気化することによってカルボニルのような毒性が強い物質に変化してしまうのです。

以上のような結果から、NECARA ではCBDベイプをおすすめしてはいません。

CBDのメリットとデメリットについてよくある質問

CBDのメリットとデメリットについてよくある質問をまとめました。

CBDベイプを使うデメリットはある? 

CBDベイプのデメリットは、

効果の持続時間が短いこと(効果は1時間程度と長くは続かない)
摂取するのにコツがいること(ヴェポライザーという器具を準備すること、リキッドやカートリッジをセットすることなど多少手間がかかる。慣れていないと吸入するときにむせることがある。)
吸入摂取する場所が制限されること(見た目は電子タバコと同じなので、喫煙しているように見える。吸入するときは周りへの配慮が必要。)

などがありますが、最大のデメリットは、CBDベイプを吸入することによって身体に悪影響を与える可能性があることです。

CBDを加熱・気化し、吸入することによって、肺への損傷や、心臓病、呼吸器疾患などさまざまな深刻な疾患を引き起こす可能性があります。また、CBDベイプに含まれているPVやVGを気化して吸入することによって、発がん性物質が発生する可能性もあります。

さらに低品質な海外製のCBDベイプを吸入し、健康被害が起きたケースもいくつも報告されています。

このような結果から、NECARAではCBDベイプのおすすめはしておりません。

CBDやCBDオイルに副作用はある? 

通常の摂取量で副作用の心配はありません

妊娠中の影響については、研究例が少なく安全性について明らかになっていません。現在のところは妊娠中のCBD製品使用は控えるべきと言われています。

CBDオイルの摂取量がわかりにくいけど、どうしたらよい? 

初回の目安量としてはCBD10〜40mgと言われています。

CBDの必要量は体重にも関係するので、体の小さい人は少なめ、大きい人は少し多めにして使用するとよいでしょう。

20〜30mg内服するとよく眠れたと感じることが多いですが、体が大きい人や体質によっては目が冴えてしまうこともあるかもしれません。CBDは少量だと覚醒し、多く摂取するとリラックスをもたらします。日中は少量で覚醒効果、夜は多めに摂取してゆったりリラックスという使い方もできます。

効果が感じられればその量を続け、実感できない場合は少しずつ増やして、自分に最適な量を見つけましょう

CBDの摂取量についてはこちらの記事もあわせてご覧ください。

【CBD初心者必見】自分にピッタリのCBD摂取量の計算方法を解説!

【参考資料】

※1 Effectiveness of Raw, Natural Medical Cannabis Flower for Treating Insomnia under Naturalistic Conditions

※2 The non-psychoactive phytocannabinoid cannabidiol (CBD) attenuates pro-inflammatory mediators, T cell infiltration, and thermal sensitivity following spinal cord injury in mice

※3 Cannabidiol modulates serotonergic transmission and reverses both allodynia and anxiety-like behavior in a model of neuropathic pain

※4 Unique treatment potential of cannabidiol for the prevention of relapse to drug use: preclinical proof of principle

※5 Cannabidiol for the Reduction of Cue-Induced Craving and Anxiety in Drug-Abstinent Individuals With Heroin Use Disorder: A Double-Blind Randomized Placebo-Controlled Trial

※6 The direct actions of cannabidiol and 2-arachidonoyl glycerol at GABA A receptors

※7 The Endocannabinoid System and its Modulation by Cannabidiol (CBD)

この記事を書いた人

安藤 恵美のアバター 安藤 恵美 薬剤師/臨床試験コーディネーター

星薬科大学薬学部を卒業後、薬剤師国家免許を取得。横浜市の大型総合病院の薬剤部で、調剤・服薬指導業務を学んだあと、薬剤師や臨床試験コーディネーターとして勤務しながら、医療機関のソフトウェア開発やグラフィックデザインなどにも携わる。
結婚を機にアメリカにわたり、CBDについて知る。その後CBDを実際に試しながらCBDについて学ぶ。

現在は医薬品、サプリメントについて等、ヘルスケアに特化した薬剤師ライターとして活躍。同時に医療コンサルタントとして、オンラインで健康相談も行っている他、Webデザイナー、グラフィックデザイナーとして、企業やコミュニティーからの仕事も行っている。

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