CBDベイプや電子タバコの8つの効果!メリット・デメリットも紹介

CBD製品は、さまざまなものが販売されています。

吸入摂取をするCBDベイプ、舌下摂取をするCBDオイル、経口摂取をするCBDカプセルやCBDグミ、CBDコーヒー、経皮摂取をするCBDクリーム、CBDバーム、CBDバスボムなど、挙げればきりがないほどたくさんの製品があります。

この記事では、CBDリキッドや、CBDベイプペン、カートリッジなど使って吸うCBDベイプ製品について取り上げます。
CBDベイプの効果や、メリットデメリットについて説明していきます。

目次

CBDベイプとは?

CBDベイプとは、CBDをタバコのように吸入摂取するための製品です。
CBDベイプ製品と一口に言っても、さまざまな種類があります。

吸入器具にセットして使うCBDリキッドやCBDベイプオイルなどの製品や、すでに吸入器具にセットしてあるCBDベイプペンなどです。
ちなみにCBDベイプペンは、使い捨て式と詰め替え式の2種類があります。

CBDベイプで豊富なのは、製品の種類だけではありません。
CBDベイプはフレーバーが豊富なことも人気の理由の一つです。

アップルフレーバー、ストロベリーフレーバー、レモンフレーバー、メロンフレーバー、ペパーミントフレーバー、バニラフレーバー、キャラメルフレーバーなど、CBDの吸入を楽しめるようなフレーバーが付いてる製品が多いです。

このようにCBDベイプ製品は、さまざまな製品の特徴からご自身に合ったものを選べるようになっています。

CBDベイプに期待できる8つの効果

CBDベイプを使うことでどのような効果が期待できるのでしょうか。

CBDベイプの効果は、基本的にはCBDに期待されている効果と同じです。
CBDの研究で報告されている効果は数多くありますが、この記事ではその中の8つの効果について紹介します。

1.不安やストレスを抑えてリラックスする効果

CBDは、不安を軽減する効果があると示唆されています。

2019年に行われたCBDと不安に関する海外の研究において、CBDによって79.2%の患者の不安が軽減したことが報告されました。※1

CBDの不安効果は、CBDが脳内のセロトニン受容体(※)を刺激することで発現していると考えられています。※2

※セロトニン受容体とは、セロトニンの刺激を受け、セロトニンの作用を身体に伝達するたんぱく質のこと。
セロトニン受容体が刺激されると、リラックス神経である副交感神経を活性化し、不安を軽減したり、活動するときに活性化する神経である交感神経を逆に抑制したりすることが分かっている

CBDはセロトニン受容体を刺激することから、うつ病やPTSDなどその他の精神疾患にも効果があるのではないかと考えられています。

2.睡眠の質を高める効果

CBDを吸入することで、不眠症の症状が改善することが期待されています。

2018年に、不眠症とCBDについての研究が海外で行われました。
CBDやその他のカンナビノイドについての睡眠への影響を分析したところ、CBDが不眠症の症状を大幅に軽減したことが報告されました。※3

この研究では、人をハイにする大麻成分であるTHCについても研究を行いましたが、CBDはTHCよりも不眠症の改善効果が高いという結果が出ました。

CBDは、多い量では睡眠改善効果を示し、少ない量では覚醒効果があると言われています。
CBDを吸入すると高い吸収率が得られるため、結果的に多くのCBDが身体に吸収されると考えられます。

以上のことから、CBDを吸入摂取すると睡眠への改善効果が特に高まることが期待できるでしょう。

3.てんかんや発作性疾患への効果

2019年の小児てんかん発作の海外の研究において、CBDが抗てんかん薬でも治療が難しいレノックス・ガストー症候群、ドラベ症候群という小児の難治性てんかんのけいれん発作を大幅に抑制したことが報告されました。※4

2018年にはアメリカで、レノックス・ガストー症候群、ドラベ症候群の治療薬として、CBDが成分となるエピディオレックスという医薬品が承認されています。
またエピディオレックスは、今日本でも臨床試験が行われていて、承認されれば日本の医師も処方できるようになります。

このように、CBDを摂取することで、てんかん発作に大きな効果がもたらされることが期待されています。

4.体の痛みを抑える効果

CBDは抗炎症作用により、痛みの軽減作用があると期待されています。

2018年にCBDと炎症についてのマウスの研究が海外で行われました。
その研究において、CBDが炎症を引き起こす物質を減少させることで、痛みを軽減するという結果が報告されました。※5

2019年に報告された海外の研究では、CBDがセロトニンの伝達を調節することで、神経性の痛みと不安の両方を軽減する作用があることが報告されました。※6

ただし、痛みの改善や不安の軽減効果は、CBDを一日1回摂取してもあまり見られないことも指摘されています。
効果を体感するには、少なくとも1週間のCBDの摂取が必要と言われています。

5.依存症を抑える効果

CBDは、薬物依存症を抑える作用があると言われています。

2018年の薬物依存とCBDに関するラットの研究によると、CBDがコカインやアルコール依存のラットの不安やストレスを減らし、薬物の依存を抑えたことが報告されました。※7

2019年には、ヘロイン依存の患者とCBDの研究が行われました。その結果、CBDがヘロインの依存患者の不安を大幅に減少させたと結論付けられました。※8

薬物依存の患者は不安やストレスを感じると、薬物に手を出しやすくなります。
CBDは、薬物依存患者の不安を大幅に減らすことで、薬物に依存しないようにさせる効果があると考えられます。

6.自律神経を整える効果

CBDは自律神経を整える効果があると考えられています。

先ほど、CBDがセロトニン受容体を刺激すると説明しました。
セロトニン受容体を刺激するとリラックス神経と呼ばれる副交感神経が活性化し、自律神経を整えることができます。

2017年のCBDの研究では、CBDがGABA受容体も活性化する作用があることが報告されました。※9

GABAは興奮した脳や神経をリラックスさせ、自律神経を整える作用があります。

2019年の研究では、CBDがエンドカンナビノイドシステム(ECS)を活性化する作用があることが示唆されています。※10

ECSとは、体内の環境を一定に保とうと調節する機能のことです。
細菌やストレス、不安、炎症、痛みなどにさらされても、回復し生きていけるのはECSが働いているからと言われています。

ECSは、神経を再生したり、神経の損傷を緩和したりする作用もあるため、ECSを活性化すると結果的に自律神経のバランスが整います。

このようなさまざまな作用により、CBDは自律神経を整える効果があると考えられています。

7.糖尿病への効果

CBDは、2型糖尿病(※)の治療や予防に効果があると言われています。

※2型糖尿病とは、最も多いタイプの糖尿病。遺伝的要因や生活環境の悪化が原因で、インスリンの分泌やインスリンに対する感受性が低下することで、インスリンの作用が低下し、血糖値が高くなる疾患

インスリンに対する感受性の低下を意味する「インスリン抵抗性」は、体内の慢性的な炎症が原因の一つだと言われています。

CBDがもつ抗炎症作用により、慢性的な炎症を抑制することで、インスリン抵抗性を改善し、結果的に体内の糖の代謝が改善できるのではないかと考えられています。

2型糖尿病は、今や国民病とも言われ、その患者の数は予備軍を含めると、日本で1千万人以上もいると推定されています。CBDが糖尿病の治療・予防に役立つことが証明されれば、多くの人を糖尿病や糖尿病が招く合併症から救うことが期待できるでしょう。

8.がんへの治療に役立つ可能性

CBDは、がん細胞の増殖や転移を抑制する効果がある可能性があります。

2019年のすい臓がんの研究では、試験管内の実験でしたが、CBDががん細胞を死滅させる作用があることが示唆されました。※12

2014年の大腸がんの研究では、試験管内で、結腸のがん細胞の増殖や転移を抑制することが報告されています。※13

今までのCBDとがん細胞に関しての多くの研究が、人に対して行われていないため、がん細胞へのCBDの効果を証明するためには、今後さらなる研究が必要です。

しかし、今までの研究結果からCBDががんに対して効果がある可能性は十分にあるのではないかと考えることができます。

CBDは、抗がん剤の副作用である吐き気の防止にも役立つと期待されています。

2014年の海外の研究では、CBDはセロトニン受容体を刺激することが報告されました。※14

セロトニン受容体は、吐き気や嘔吐に関与している受容体で、セロトニン受容体を刺激することにより、吐き気や嘔吐の抑制ができます。

この作用により、CBDをがん治療の吐き気の副作用の抑制に使用できると考えられています。

CBDベイプの4つメリット

次にCBDベイプを使うメリットについて見ていきましょう。CBDベイプのメリットを4つ挙げていきます。

1.体への吸収率が高い

CBD製品には摂取方法の違いにより、

・吸入摂取(CBDベイプなど)
・舌下摂取(CBDオイルなど)
・経口摂取(CBDカプセルやCBDグミなど)
・経皮摂取(CBDクリームやCBDバームなど)

の4つのタイプがあります。

これらのタイプはそれぞれ、摂取方法が違いますが、CBDの身体への吸収率も違います。

舌下摂取は13〜35%、経口摂取は6〜20%、経皮摂取は13〜50%の吸収率があると言われています。

4つのタイプの中で一番吸収率が高いのが吸入摂取です。
吸入摂取は34〜56%の吸収率があると考えられていて、ほかの3つの摂取と比べるとダントツに高い吸収率になっています。

吸収率が高いということは、CBDの効果の体感もしやすくなるというのは大きなメリットですね。

2.効果が出るまでの時間が短い

CBDベイプが優れているのは吸収率だけではありません。
CBDベイプは、効果の発現時間が短いという特徴もあります。

舌下摂取の出現時間は、15分〜1時間、経口摂取は30分〜2時間、経皮摂取は2時間以上と言われている中で、吸入摂取は数秒から10分ほどで効果が出現します。

CBDの効果をなるべく早く感じたい時には、CBDベイプが最適ということになるでしょう。

3.CBDベイプを吸うこと自体がリラックスにつながる

CBDベイプの3つ目のメリットは、吸うこと自体がリラックスにつながることです。

先ほど説明したように、CBDには不安を改善するなどのリラックス効果がもともとあると考えられています。
それに加えて、CBDベイプを吸うという行為自体が、身体をリラックス状態に導くことができると言われています。

CBDベイプをゆっくり吸うことは、息をゆっくり吸うことと同じです。
息をゆっくり吸えば、リラックス神経と呼ばれる副交感神経を活性化し、リラックスすることができます。
また、ベイプを吸うために自分自身に休憩を与えることもリラックスにつながるでしょう。

CBDベイプを摂取しながらお茶を飲んだり、外で日光浴をしたり、家族や友達と話したりすることも、もちろん身体をリラックスさせることができます。

CBDベイプはCBDのリラックス効果に加えて、吸うという行為そのものや、休息時間にベイプを使うこともあるので、よりリラックス効果を感じやすいと言えるのです。

4.禁煙につながる

喫煙者にとってのメリットですが、CBDベイプを使うことでタバコを止められる可能性があります。

CBDには依存症を緩和する効果があるので、タバコを吸いたくなってしまうという依存を緩和してくれる効果も期待できます。

また、CBDベイプはタバコのように煙を吸って肺に入れるため、タバコと同じような習慣や行動ができます。
つまり、タバコを吸いたくなった時にCBDを吸えば、タバコを吸いたい衝動をある程度抑えられるのではないでしょうか。

CBDは、タバコのような毒性も中毒性もなく、安全な物質であることが証明されています。
そのため、たばこによる健康被害や、周りの人に対しての受動喫煙の問題も避けることができます。

CBDベイプをタバコの代わりに使うことによって禁煙のストレスを感じすぎず、健康的に禁煙できることが期待できます。

CBDベイプの4つのデメリット

CBDベイプのメリットは分かりましたが、逆にデメリットについても知っておきましょう。

1.効果の持続時間が短い

CBDベイプのデメリットの一つ目は、効果の持続時間が短いという点です。

舌下摂取の効果の持続時間は、4〜8時間、経口摂取は4〜6時間(食品の場合は〜12時間)、経皮摂取は5時間以上と言われています。
それに対して、吸入摂取の効果は30分〜1時間しか続きません

つまり、長時間続く会議での不安を軽減したいなど、長い時間効果を感じたい場合は、吸入摂取を何度もする必要があるということです。

見た目がタバコに似ているCBDベイプを、会議中に何度も吸入することは難しいです。
長い時間効果を得たい場合は、吸入摂取ではなく、CBDオイルなどをつかって舌下摂取するなど別の摂取法を選んだほうが良いかもしれません。

2.使い方にコツがいる

CBDベイプのものによっては摂取にコツがいるので、慣れていないと戸惑ってしまうことがあります。

たとえばCBDリキッドを吸う場合には、リキッドを気化させるためのヴェポライザーという器具が必要です。
吸う前には、CBDリキッドをよく振ってから、ヴェポライザーの温度を設定して、リキッドをヴェポライザーにセットするなど、準備も大変です。

初心者の方は、カートリッジを交換するだけで良いものや、使い捨てのペンタイプのベイプもあるので、最初は設定が簡単なものを使うといいでしょう。

慣れれば問題ないですが、口から食べ物と同じように摂取できるCBDグミや、サプリメントと同じように飲み込むCBDカプセルなどと比べて、CBDベイプは摂取するのにコツがいるのは間違いないでしょう。

3.ベイプを使う場所が限られる

CBDベイプは摂取する場所が制限されてしまいます。

CBDベイプを吸っているところを周りの人が見ると、タバコを吸っているように見えます。
見た目は普通の電子タバコと変わりないので、周りの人から見るとCBDなのかタバコなのか見分けがつきません。

そのため、基本的に喫煙ができる場所でなければCBDベイプは摂取できません。
禁煙になっている喫茶店やレストランはもちろんのこと、屋外でも人混みや通学路などで摂取するのはマナーとして避けましょう。

CBDオイルやCBDグミなど他のCBD製品は、摂取する場所を問わないため、摂取する場所が制限されてしまうのはCBDベイプのデメリットと捉える人が多いです。

4.喫煙習慣があるなど煙になれている人でないと扱いにくい

CBDベイプは、喫煙習慣があるなどで煙になれている人でないと扱いにくいというデメリットもあります。

CBDベイプの吸入は、ゆっくり吸い込んだ後、CBD成分が肺にある毛細血管から体内に吸収されるように蒸気を肺の中でしばらく溜めてから吐き出すという手順で行います。

一見簡単そうに見えるかもしれませんが、喫煙経験がない初心者の方はどのくらいの速度で吸い込んだらよいのかなど、コツがつかみにくいことがあります。そのため、蒸気を一気に吸い込んでしまったり、吸い込む時間が長引いてしまったりしてしまいやすく、CBDベイプを吸った直後に咳き込んでしまうこともめずらしくありません。

また、肺に蒸気を吸い込むこと自体が初めてなので、びっくりしてしまってむせてしまうこともあるでしょう。

煙を吸うのになれていない方は、吸入するコツをつかむために何度か練習をする必要があることは覚えておいてください。

CBDベイプは身体に悪影響を与える可能性がある

CBDベイプは身体に悪影響を与える可能性があります。そのため、NECARAではCBDベイプを吸入することはおすすめしていません。

CBDベイプがなぜ危険とされるのか3つの理由について見ていきましょう。

そもそもCBDが加熱・気化して吸引すると危険性がある

加熱して蒸気にしたCBDを吸入すると、ニコチンを吸うよりも危険性が高くなる可能性があります。

ロズウェル・パーク総合がんセンターが行った研究では、CBDをベイプする人はニコチンをベイプするよりも肺損傷のリスクが高いことが報告されました。

蒸気にしたCBDを吸入することにより、局所病変の数と重症度の増加、炎症の増加、酸化ストレスの増加などが確認されました。また、蒸気にしたCBDの吸入は、ニコチンよりも多くの肺好中球を死滅させ、多くのヒト小気道上皮細胞にダメージを与えたという結果も出ています。

バッファロー・ジェイコブス大学医生物医科学部医学部准教授であるビジェイ・アイヤー医学博士は、CBDを吸入することで主に肺と心臓に悪影響を与え、それが結果的に肺疾患・心臓病に関わると述べています。

アイヤー医学博士は、CBDベイプが肺の内壁を刺激することで、血管を良好に保って血圧を下げている一酸化窒素の生成能力を損ない、その結果血圧が上昇する可能性があると指摘しています。

また、アイヤー医学博士は、CBDベイプによって損傷した肺組織が治癒するときにできる結合組織の蓄積によって、空気の流れをシャットダウンしてしまうポップコーン肺(閉塞性細気管支炎)になるリスクについても指摘しています。

ポップコーン肺は、一度なってしまうと治らず進行していく怖い疾患です。ポップコーン肺になると呼吸がしにくくなり、咳や息切れ、ゼーゼーするなどの症状があらわれます。

リキッドに含まれるPG・VGを加熱・気化して吸引すると危険

気化したCBDだけでなく、CBDリキッドに含まれるプロピレングリコール(PG)や植物性グリセリン(VG)を加熱・気化して吸入することでも健康に対するリスクが高まります

2010年に掲載された論文では、空気中に浮遊しているPGを吸い込むことで、喘息や湿疹、アレルギー症状を引き起こしたり、悪化させたりすることが報告されました。

またPGやVGを高熱で熱すると、発がん性を持つ化学物質であるカルボニルに変化します。カルボニルの中には、シックハウス症候群、流産や低出生体重に関与するホルムアルデヒドも含まれています。

PGもVGも食べても安全であるといわれていますが、加熱して気化することによってカルボニルのような毒性が強い物質に変化してしまうのです。

低品質なものが出回っている

CBDベイプの低品質な製品が身体に悪影響を与える可能性も高いです。

低品質とは、たとえば日本で違法となっている、人をハイにする成分であるTHCが検出される製品や、健康被害を引き起こす合成カンナビノイド(違法ドラッグなど)が混ざっているような製品です。

CBDベイプ製品は海外から直接輸入している物も多いため、中には低品質な製品も販売されていることがあります。

このような製品を誤って使用したことが原因で、意識を失ったり、呼吸困難になったりすることがあります。

実際に低品質なCBDベイプを吸って健康被害が出たという報告がいくつもされています。

高品質なCBDベイプの選び方

高品質なCBDベイプの製品を選ぶことが重要だと言いましたが、どのようにして高品質な製品を見分ければよいのかが分からないという人も多いのではないでしょうか。

そこで高品質な製品を見分ける上での重要なポイントをまとめていきます。

製品検査を第三者機関に頼んでいるか

高品質な製品を販売している会社のほとんどは、CBD製品の検査を第三者機関に頼んでいます。

製品の説明書や、ウェブサイトに第三者機関に検査依頼をしている旨が書いてあることが多いので、製品を購入する際に必ずチェックしてみてください。

検査結果を公表しているか

信頼できるCBD製品の販売会社は、第三者機関に依頼した検査結果を公表しています

THC、重金属、農薬など身体に有害な物質が検出されていないかどうか自分の目で確かめることも重要なポイントです。

もし検査結果が見つからないときはそもそも買わないか、どうしても欲しい製品だったら会社に問い合わせてみてもいいでしょう。

CBDベイプ効果に関するよくある質問

Q.CBDベイプの効果はどのようなものがありますか?

CBDベイプの基本的な効果は、CBDに期待されている効果と同じです。具体的には、睡眠改善、不安や痛みの緩和、リラックス効果などがあります。

研究途上のものも多いですが、てんかん発作、不眠症、精神疾患、心臓病、糖尿病、がんなどへの効果も期待されています。

Q.CBDベイプを使用するメリットを教えてください。

CBDベイプのメリットは、吸収率が高いこと効果がすぐに現れること吸入する行為自体がリラックスにつながることまた喫煙者にとっては禁煙につながることなどが挙げられます。

Q.CBDベイプを使用するデメリットを教えてください。

CBDベイプのデメリットは、効果の持続時間が短いこと、摂取するのにコツがいること、使い方や摂取するのにコツがいることなどが挙げられますが、最大のデメリットはCBDベイプを吸入することによって身体に悪影響を与える可能性があることです。

CBDベイプに入っている成分を加熱・気化し、吸入することによって、肺への損傷や、心臓病、呼吸器疾患などさまざまな深刻な疾患を引き起こす可能性があります。

そのため、NECARAではCBDベイプのおすすめはしておりません。

【参考資料】
※1 Cannabidiol in Anxiety and Sleep: A Large Case Series
※2 Cannabidiol Acts at 5-HT1A Receptors in the Human Brain: Relevance for Treating Temporal Lobe Epilepsy
※3 Effectiveness of Raw, Natural Medical Cannabis Flower for Treating Insomnia under Naturalistic Conditions
※4 Treatment of Seizures Associated with Lennox-Gastaut and Dravet Syndromes: A Focus on Cannabidiol Oral Solution
※5 The non-psychoactive phytocannabinoid cannabidiol (CBD) attenuates pro-inflammatory mediators, T cell infiltration, and thermal sensitivity following spinal cord injury in mice
※6 Cannabidiol modulates serotonergic transmission and reverses both allodynia and anxiety-like behavior in a model of neuropathic pain
※7 Unique treatment potential of cannabidiol for the prevention of relapse to drug use: preclinical proof of principle
※8 Cannabidiol for the Reduction of Cue-Induced Craving and Anxiety in Drug-Abstinent Individuals With Heroin Use Disorder: A Double-Blind Randomized Placebo-Controlled Trial
※9 The direct actions of cannabidiol and 2-arachidonoyl glycerol at GABA A receptors
※10 The Endocannabinoid System and its Modulation by Cannabidiol (CBD)
※11 Acute administration of cannabidiol in vivo suppresses ischaemia-induced cardiac arrhythmias and reduces infarct size when given at reperfusion
※12  Potential Use of Cannabinoids for the Treatment of Pancreatic Cancer
※13  Inhibition of colon carcinogenesis by a standardized Cannabis sativa extract with high content of cannabidiol
※14 Effect of Phytocannabinoids on Nausea and Vomiting

この記事を書いた人

安藤 恵美のアバター 安藤 恵美 薬剤師/臨床試験コーディネーター

星薬科大学薬学部を卒業後、薬剤師国家免許を取得。横浜市の大型総合病院の薬剤部で、調剤・服薬指導業務を学んだあと、薬剤師や臨床試験コーディネーターとして勤務しながら、医療機関のソフトウェア開発やグラフィックデザインなどにも携わる。
結婚を機にアメリカにわたり、CBDについて知る。その後CBDを実際に試しながらCBDについて学ぶ。

現在は医薬品、サプリメントについて等、ヘルスケアに特化した薬剤師ライターとして活躍。同時に医療コンサルタントとして、オンラインで健康相談も行っている他、Webデザイナー、グラフィックデザイナーとして、企業やコミュニティーからの仕事も行っている。

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