「CBNってなに？CBDやTHCやとどう違うの？」
「CBNの効果は？」
「CBNを摂取するのにおすすめの製品は？」
このような疑問を抱えていないでしょうか？
そもそもCBNは日本で合法なのかや、依存性や体への害がないかも不安ですよね。
また、CBNを取り入れるにはどんな製品がおすすめなのかも気になるところです。
そこでこの記事では、
・CBNとは？CBDやTHCとの違い
・CBNに期待されている効果
・CBN含有のおすすめの製品
などについて解説していきます。
CBNとは？
CBN（カンナビノール）はCBDやTHCと並ぶ3大カンナビノイド※の1つで、レアカンナビノイドと呼ばれる希少な成分です。
※カンナビノイドとは、大麻草に含まれる天然成分の総称。CBDやTHCを主として、現在は100を超えるカンナビノイドが確認されてる。
CBNは大麻からとれる成分のため、違法性を心配する方も多いかと思いますが、日本ではCBNに関する規制はありません。
CBNはCBD（カンナビジオール）やTHC（テトラヒドロカンナビノール）と異なりなかなか研究が進んでいない分野ですが、睡眠改善や鎮静、眼圧低下や神経保護作用があるのではないかと期待されています。
CBNはカンナビノールの略で、大麻から取れる天然成分
CBNはカンナビノールの略であり、大麻から少ししか抽出できない精神活性のない天然成分です。
CBNはTHCが酸素や光にさらされることで生成する無毒の物質です。
そのため、CBNは若い大麻草よりも、古い大麻草からの方が多く抽出されます。
カンナビノイドとは
カンナビノイドとは、大麻草に含まれる天然成分の総称です。
CBDやTHCを主として、現在は100を超えるカンナビノイドが確認されています。
CBDやCBNを含む全てのカンナビノイドは、私たちの身体に備わっている、エンド・カンナビノイド・システム（ECS）を通じて身体に作用します。
それでは、以下の項目で詳しくさらに見ていきましょう。
エンド・カンナビノイド・システム（ECS）
エンド・カンナビノイド・システム（ECS：Endcannabinoid System）とは、私たちが生命維持していくために必要不可欠なシステムです。
具体的には痛みや睡眠、感情などの多くの身体調節機能に影響すると考えられています。
また、ECSは外部から精神的・身体的なストレスを受けた際に体内のバランスを取り戻し、心身の健康状態を調節することで病気や老化を防ぎます。
ECSにはカンナビノイドを取り込む受容体があり、人体にはこれらの受容体が200種類以上あります。
エンドカンナビノイド受容体に届いたカンナビノイドは、ECSの機能で身体に作用します。
ちなみにエンド・カンナビノイド・システムのエンドは「内因性」という意味で、「終わり」という意味ではありません。
内因性のカンナビノイドは、私たちの身体の中で作られています。
精神的・身体的ストレスに多くさらされている現代人は、体内での内因性カンナビノイド生成が十分にできない、またはうまく働かない「内因性カンナビノイド欠乏症」の方が多いと言われています。
内因性カンナビノイド欠乏症は、CBNのようなカンナビノイドを補給することで軽減できると考えられています。
CBNの歴史
CBNはCBDよりも前に発見された成分で、カンナビノイドの中でも、1889年に1番最初に発見されました。
その約20年後にTHC（日本での使用は違法）が発見されるまでは、CBNが大麻の精神作用の原因であると考えられていたようです。
そこから数多くの科学者によって、今日まで様々な効能について研究されてきました。
ただCBNは、CBDやTHCに比べると研究がなかなか進んでいない分野のため、まだわからないことが多いという現状があります。
CBNは大量生産ができない
CBNは大麻草を成熟させて生成するため、どうしても加工に時間と手間がかかります。
またせっかく手間をかけて成熟させた大麻草からも、抽出できるCBNの量は1％ほどです。
以上のことからCBN製品の大量生産は難しく、商品として提供するには非効率です。
そのため、他のCBD製品などと比較してもCBN製品は種類が少なく、高価なことが多いです。
CBNは日本で合法なの？違法ではない？
日本ではTHCが含まれている大麻の使用は法律で禁止されていますが、CBNに関する規制はないので合法です。
THCと異なり、CBNには精神作用もみられません。
しかしCBNはTHCから派生した成分のため、製品によってはTHCが含まれている可能性がゼロとはいいきれません。
CBN製品中にTHCが混在していると、もちろん違法になります。
口コミやサイトの情報を確認し、信頼性のあるメーカーの製品を購入しましょう。
CBNに期待される効果効能とは
CBNについての研究はまだまだ初期段階で、現時点では、その潜在的な効果を検証する研究はほとんどありません。
CBN製品は睡眠補助を効能としてうたったものが多いですが、この効果の裏付けにはさらに多くの研究が必要です。
CBNに関する研究はマウス実験が主で、人に対する実験がほとんどありません。
そのためCBNの効果については不明な点が多いですが、痛みの緩和や鎮静効果、睡眠補助などの効果が期待されています。
睡眠改善効果
カンナビノイドがもたらす効果に関する研究の多くは、睡眠の改善についてです。
結論からいうと、カンナビノイドにおける睡眠の質の向上や入眠までの時間短縮に関するエビデンスが多く認められています。
しかし、睡眠の向上に関して、カンナビノイドが睡眠に直接影響を与えたのか、もしくは別の疾患が改善したためなのかは不明です。
単体での効能かは不明なものの、CBNの睡眠改善のエビデンスが認められているため、睡眠に関する悩みを持っている方は試してみる価値があります。
ただ、睡眠の悩みには病気といった別の要素が関連している可能性があるので、CBNの睡眠改善効果はあくまで補助的なものとして考えることをおすすめします。
不安を緩和する効果抗菌作用
人を対象とした研究から得られた少数のエビデンスにより、大麻またはカンナビノイドが不安を和らげるのに役立つ可能性があることがわかっています。
社交不安症患者24人を対象とした1件の研究により、CBDの摂取後はプラセボ（薬効成分を含まない偽薬）の摂取後よりも指定のテストにおいて不安が和らいだことが明らかになりました。
CBNを摂取した方の口コミでも、リラックス効果を感じるという内容が多くあります。
鎮静効果
CBNについて説明しているサイトの多くは、CBNには鎮静効果があると紹介しています。
Steep Hill社が2017年に発表した実験結果は大きく話題になりました。
発表したのは「CBNを2.5～5mgを摂取した時の鎮静効果は、有名な医薬品であるジアゼパムを5～10mgと同程度である」といった内容でした。
ジアゼパムは催眠鎮静薬、抗不安薬、抗けいれん薬として使え使われている医薬品であり、これと同等の効果というのはCBNの有効性を感じます。
ただSteep Hill社は同時に「鎮静作用は観察されておらず、更なる研究が必要」とも述べていて、CBNの鎮静効果を結論付けるには時期尚早だとしています。
CBN使用者の中には鎮静効果を感じる方もいますが、現時点では鎮静効果を明確に示すエビデンスはありません。
神経保護作用
CBNには筋萎縮性側索硬化症（ALS）の発症を遅らせる作用があると期待されており、CBNの神経保護作用についての研究もされています。
2005年のラットの研究Trusted Sourceによると、「CBNは筋萎縮性側索硬化症（ALS）の発症を遅らせた」との報告があります。
しかしこれらの研究は動物実験にとどまっており、人に対して同じ効果があるかどうかは現時点では解明されていません。
難病の1つであるALSに対して効果が示されれば、とても大きな進歩ですね。
食欲増進
2012年に発表された論文では、CBNを投与したラットの食欲増進効果が確認されています。
反対にCBDはラットのエサの摂取量を減らしたという結果も出ました。
人に対する食欲増進効果があるかどうかの研究結果は未だでておらず、現時点では不明です。
今後の研究次第では、摂取する人の目的の違いによって、CBNの食欲増進効果とCBDの食欲を減らす効果を使い分けられるようになるかもしれません。
眼圧の軽減
CBNには眼圧を下げる効果があるのではないかと考えられており、緑内障治療研究に活用されています。
緑内障は眼圧が高い状態が続くことで視神経に障害が起こり、視野が欠けてしまう病気です。
緑内障は薬や手術によって、眼圧を下げることで治療します。
1970年代と1980年代に実施された研究において、大麻やカンナビノイドに眼圧を下げる可能性はあるが、既存の治療法ほどの効果はないことということがわかっています。
痛みの緩和抗炎症作用
CBNによって、慢性的な痛みを緩和する可能性があることがわかっています。
ただ、こちらにおいてもラットを用いての実験のため、人間への効果を把握するにはさらなる研究が必要です。
2018年の研究では、さまざまな種類の慢性的な痛み（がんによるもの以外）に対する大麻またはカンナビノイドに関する研究に対して、有益性が小さいという結果がでました。
大麻やカンナビノイドを摂取している患者の29％で痛みが30％緩和した一方で、プラセボを摂取している患者では26％だったそうです。
プラセボとの差が小さすぎるため、現時点で効果があるとはいいきれません。
CBN効果については以下の記事で詳しく解説していますのであわせてご参照ください。
→【医師監修】CBNの効果効能とは？CBDとの違いや安全性についても解説
CBNの効果が続く時間は？
CBNの効果時間に関してはまだ多くの情報はありませんが、ペイプでCBNを摂取した場合約30分～1時間ほど効果が続くことが多いです。
摂取直後から効果を感じ始めるようなので、気分を変えたい場合や、睡眠に入る補助として活用できそうですね。
CBNは安全に使えるの？副作用や依存性は？
「CBNは大麻から抽出された成分だから、危険な作用があるのでは？」と思う方も多いのではないでしょうか。
そこで副作用や依存性について解説します。
CBNに副作用はあるの？
CBNに特段の副作用や危険性はありません。
大麻から抽出された成分といっても、人体に対して強い影響を与えるのは多くの場合THCです。
そのため、THCの使用は日本の法律で禁止されています。
CBNはまだ研究があまりされていない分野のため不明な部分もありますが、現時点ではほとんど危険性はないと考えられます。
CBNの依存性は大丈夫？
CBNはTHCから派生した成分のため、その依存性を心配する方も多いかと思います。
結論から言うと、CBNにはTHCに見られる依存性や幻覚などといった精神作用はないとされています。
CBNには精神作用を起こさない治療薬としての可能性があり、医療の観点から期待が高まっています。
CBNとCBD・THC・CBGとの違い
CBNやCBDなど、カンナビノイドには似たような名前が多く、それぞれどんな違いがあるのかわかりにくいですよね。
以下では、CBNがCBD、THC、CBGとどのように違うのかを次の項目を中心にご紹介します。
- 大麻から抽出できる量
- 効果
- 違法性/依存性
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
| CBN | CBD | THC | CBG | |
| 大麻草から取れる量 | 少ない | 多い | 多い | 少ない |
| 効果 | 不安の緩和など | 疼痛緩和、不安の緩和など | 精神活性作用 | 神経疾患への効果や抗菌作用など |
| 違法性/依存性 | なし | なし | あり | なし |
CBN
CBNは主に光や空気に多く触れて熟成した大麻草に含まれており、精神活性物質であるTHCから派生した成分です。つまり、THCが時間の経過と共に変化したものがCBNであり、大麻草から微量しか抽出できません。CBNはTHCから派生した成分ではありますが、日本にCBNに関する規制はありません。
CBNはレアカンナビノイドであるため、CBDのように製品の大量生産ができません。CBNは大麻草を成熟させて生成するため、どうしても加工に時間と手間がかかります。結果として製品の価格がCBDより高額になります。製品によっては、CBD製品の数倍の値段がつく場合もあります。
CBD
カンナビノイドの主要成分で、大麻草から抽出できる量が多い成分です。CBDの効果に関しては、ストレスや疼痛を緩和する働きが期待されています。日本での違法性や、依存性はありません。
THC
THCは日本の法律では違法のカンナビノイドであり、いわゆる「ハイになる」といった精神活性作用があります。多くの人がイメージする大麻による陶酔感はこのTHCが原因です。
CBG
CBGはカンナビゲロールの略で、すべてのカンナビノイドの元となるCBGa（カンナビゲロール酸）から生成される物質です。CBGは大麻から微量しか抽出できないため、レアカンナビノイドと呼ばれています。CBGaは一旦CBGに変換されると構造的に安定するため、THCや他のカンナビノイドに変換されることはありません。CBGは重要なカンナビノイドの1つであり、健康問題や病気への治療への貢献が期待されています。
CBGについて以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
参考：CBGとは？危険性はあるの？効果や作用・CBDとCBGの違いも解説！
同じ大麻からとれるカンナビノイドでも、抽出できる量や効果にそれぞれ違いがあります。また、
THC以外のカンナビノイド（CBD、CBN、CBG）法律の面で、CBD、CBN、CBD、CBGはいずれも基本的には合法です。CBN製品中にTHCが混在していると、もちろん違法になります。口コミやサイトの情報を確認し、信頼性のあるメーカーの製品を購入しましょう。
こんな人にはCBNの利用をおすすめします
CBDの使用をおすすめする人の特徴を3つご紹介します。
1.睡眠に満足していない人
CBNは睡眠補助効果が期待できます。CBNの方がCBDよりも睡眠導入効果が強いため、眠れない場合はCBNを選んだほうが良いという意見もあるほどです。
寝つきが悪い、夜中に起きてしまう、寝てるはずなのに朝すっきりしないなど、睡眠の問題を抱えている方は、CBNがおすすめです。
2.リラックスしたい人
CBNはCBDと同じようなリラックス作用があることが期待されています。不安や緊張を軽減させる作用も期待できるため、リラックスしたい人におすすめです。
3.CBDで効果が体感できなかった人
CBDで効果がいまいち体感できなかった人は、CBNを試してみてもよいでしょう。
CBNの方がCBDよりも効果が強いというわけではありませんが、CBNの方が身体に合うという人も中にはいます。また、睡眠導入効果については、CBNのほうがCBDよりも強いという意見があります。
ただし、CBNとCBDで効果が逆になるものもあるので覚えておきましょう。食欲に関する効果です。海外の研究において、CBNは食欲増進効果があるという結果が出ているのに対し、CBDは食欲を低下させる効果が出たことが報告されています。
CBNがおすすめな人の特徴については以下の記事で詳しく解説していますのであわせてご参照ください。
→【医師監修】CBNの効果効能とは？CBDとの違いや安全性についても解説
CBNを初めて摂取する方におすすめの製品と気になるお値段
「CBNが合法で危険性が少ないことはわかったけど、初めて使用する製品は何を選べばいい？」とお悩みの方へ、以下のおすすめの製品を4種類ご紹介します。
また、CBNを製品の値段いざCBNを取り入れようと思った時に気になるのが、CBN製品の値段ですよね。CBNは抽出量が少ないレアカンナビノイドであるため、抽出量が多いCBD製品などと比較すると高価です。
具体的にどのくらいの値段なのか、メーカーや量によっても変わりますが、参考程度の値段もあわせて紹介します。
オイル（10,000〜20,000円）
オイルは、口から飲み込むことで簡単に摂取できる製品です。スポイトで口から飲み込んで使用することが多いです。消化器官で吸収されて全身にめぐり、口内の粘膜からも吸収されるので、ゆっくりと口内になじませるように使用します。
オイルのCBD濃度（何％）や、1滴あたりのCBN含有量を加味して、1回にあたりの摂取量を調整しましょう。
オイルの購入サイトは、高品質なCBD製品を世界30か国以上で販売している英国発のグローバルなCBDブランドであるNaturecan（ネイチャーカン）がおすすめです。2021年11月 に日本で初めてCBN(カンナビノール)オイルを発売しています。
ベイプ（5,000円前後）
CBNのカートリッジとVAPE（ヴェポライザー）を用意し、蒸気化させてリキッドを吸引するという方法で使用します。ほとんどの機種が、本体を充電してリキッドをタンクに入れるだけでCBNを摂取できます。
ただし、CBDベイプは肺に少なからず影響がある商品でもあるため、NECARAではCBDベイプはおすすめしていません。
ベイプについて以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
参考：CBDベイプや電子タバコの8つの効果！メリット・デメリットも紹介
カプセル（6,000円前後（1粒100円強））
カプセル状の製品はCBNの摂取量が調整しやすいため、毎日手軽に取り入れられます。また、「オイルの味が苦手」という方にもカプセルはおすすめです。見た目は一般的なサプリメントと変わらないので、外出先や人と一緒にいる場合でも使用しやすいでしょう。
グミ（6,000円前後（1粒200円強））
食べるグミの数でCBN摂取量を調整できるため、手軽にCBNをライフスタイルに取り入れられます。CBNのベイプやオイルに抵抗がある方でも、フルーツ味のグミなら気軽に始められるのではないでしょうか？オイルの独特の風味が苦手という方にもおすすめですよ。
CBNの取り入れ方
CBNのベイプとオイルについて、製品の選び方や、具体的な摂取方法をご紹介します。
ブロードスペクトラム製品
ブロードスペクトラム は「広範囲に使用される」という意味をもちます。例えば、CBN単体の製品ではなく、CBNに加えてCBDといった他のカンナビノイドが含まれているものはブロードスペクトラム製品といいます。
日本ではまだ、CBN単体を用いた製品はほとんど販売されていません。
しかし、ブロードスペクトラム製品を選ぶことで他のカンナビノイドと一緒にCBNを摂取できる場合があります。ブロードスペクトラムには、日本で禁じられているTHCを除くその他のカンナビノイドが含まれています。ブロードスペクトラムはTHCが含まれていないため、日本への輸入や商品製造で利用することができますよ。
ブロードスペクトラムは単一成分の製品とは異なり、その他カンナビノイドが含まれていることによって「アントラージュ効果」を期待できます。
ブロードスペクトラムについての詳細を以下の記事で解説しています。あわせてご覧ください。
参考：ブロードスペクトラムCBDとは？フルスペクトラム・アイソレートとの違い
アントラージュ効果
アントラージュ効果とは、CBNを他のカンナビノイド（CBD、CBC、CBG、など）やテルペン類などとともに摂取することで生まれる相乗効果のことです。
アントラージュ(entourage)とは、フランス語が語源であると考えられており、「環境・取り巻き・周囲」という意味があります。
アントラージュ効果を得る為には、「ブロードスペクトラム」のCBN製品を選ぶことがおすすめです。
喫煙者はベイプがおすすめ
CBNリキッドの摂取には電子タバコと同じベイプを使用するので、喫煙者の方は取り入れやすい摂取方法です。
CBNカートリッジはリキッドのCBN濃度が高いため、結晶化していることが多いです。
カートリッジが結晶化している場合は、湯煎などをしてリキッドを溶かしてから吸いましょう。
電子タバコと同じ仕組みで、電気を使ってリキッドを蒸気に変換し、それを吸い込んでCBNを肺から摂取します。
継続して使いたい方はオイルやカプセルがおすすめ
オイルを舌下にたらして毛細血管から吸収するオイルや、サプリメントのような見た目のカプセルは日常生活に取り入れやすく、習慣化しやすいです。
カートリッジでの摂取とは異なり、ペイブを用意する必要もありません。ただ、オイルを習慣的に使用する場合は液体のガラス瓶を持ち運ぶ必要があります。そのため、継続使用に1番おすすめなのはカプセルです。
CBNの使用にあたっての注意点
CBNを摂取するにあたって、以下の点に注意が必要です。
- CBNを摂った後に運転はしない
- 妊婦への安全性は確率されていない
それぞれの注意点について、詳しく見ていきましょう。
CBN製品の摂りすぎには注意
CBNの摂取後はまったりする感覚や眠気が強くなるため、日中に使用する場合や車を運転したりする場合は注意しましょう。
CBNを大量に摂取すると、化学構造が似ているため、尿検査でTHC陽性になる可能性があります。
2020年のユタ大学によると、CBNの摂取濃度がTHCの5～20倍を超えると、THC検出の為の尿検査で陽性反応が出る可能性があると報告されています。これは、交差反応と呼ばれる検査エラーの一種です。
仮に突然の職務質問や尿検査を求められた場合は、尿検査が陽性になり拘留される可能性があります。。検査エラーとはいえども、THCは日本の法律で禁止されている成分です。CBN製品の摂りすぎには十分注意しましょう。
妊婦への安全性は確立されていない
妊娠中または授乳中の場合は、CBNの使用は控えましょう。安全性がまだ確立されていません。どうしても使用を検討されている場合は、あらかじめ専門医やかかりつけ医にご相談ください。
まとめ
今回の記事では、CBNについて詳しくご紹介しました。CBNは3大カンナビノイドの1つで、レアカンナビノイドと呼ばれる希少な成分です。大麻からとれる成分のため違法性を心配する方も多いと思いますが、日本ではCBNに関する規制はありません。
CBNはまだまだ研究が進んでいない分野ですが、睡眠改善や鎮静、眼圧低下や神経保護作用があるのではないかと期待されています。
CBN製品を初めて取り入れる方は、ベイプやオイル、カプセルやグミを試してみてはいかがでしょうか。CBNの使用後は眠気やリラックス感が強くなることがあるので、摂取直後の運転には十分注意しましょう。
CBNに関する研究が進み、製品が多く流通するようになればCBN製品は身近になるはずです。そうなった場合に、CBNに関する日本の規制がどうなるのかが注目されますね。
現在の医療では難しい疾患へのCBNの効果も研究されているので、今後の成果に期待が高まります。
